私は作業療法士だけどコミュ障です。日常会話は続かないし、患者さんの気持ちを引き出すのが苦手。お話好きな患者さんとは相槌をうってれば平気だけど、あまり話されない患者さんとだと会話が途切れて無言になっちゃう。他の理学療法士や作業療法士は和気あいあいとリハビリしてるのに…。そんな日常を目の当たりにしてると、毎日自信が失われていきます。正直病室に引きこもって仕事したいくらいです。コミュ障じゃなかったらこんな悩みは出てこないんだろうな..
私は10年目の作業療法士です。実は上記のように重度のコミュ障です。克服なんて全然できてない。でも働いています。そんなコミュ障が臨床で辛かったことや対応策などを語ります。結論から言うとコミュ障でも作業療法士は続けられます。
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コミュ障作業療法士で大変だったこと【毎日辛い】

コミュ障作業療法士(以下OT)が辛いのは、患者さんとの会話が続かないだけでなく、周りの目が気になったり、目標設定が浅いものになってしまうことなどでした。
患者さんとの会話が続かない
コミュ障で一番辛かったのが患者さんと会話が続かないことです。
リアルに無言の時間がちょくちょくあります。訓練の30%しか会話しないこともしばしば。この無言が気まずいんですよね…。早く訓練終われー!って思ってました。
周りの理学・作業療法士から白い目で見られてる気がする
リハビリ室で楽しそうにしている同僚たちの視線が怖かったです。基本的に車椅子離床ができる患者さんはリハビリ室で訓練を行うのですが、多いと10人以上はいます。また机が2個しかないので必然的に相席になります。目の前の同僚はキャッキャと会話を楽しみながら作業活動をしているのにこちらは無言。
こんな最低なことをリアルに考えていました。
本音が聞けないから計画書も希薄な内容しか書けない
リハビリを行う上で大事な考え方に、患者さんが生きがいを持って生活できるようになるのを支援するというものがあります。例えば昔カメラが趣味だった人なら、退院後カメラで街中を車椅子で撮影できるような体力・動作を獲得するといった目標が立てられます。
だけど、私の場合そこまで昔の生きがいやストーリーを深く聴取できないので、「在宅での日常生活が送れる活動レベルの獲得」と言う浅い目標しか立てられないのです。
話せなくて辛い!コミュ障作業療法士がとった対策
コミュ障OTが周りの目から逃れるために取った対策は、リハビリ室を使用しないことと開き直ること、そして転職することでした。
ベッドサイドと病棟の食堂でリハビリをする
リハビリ室よりも圧倒的に人数が少ない場所でリハビリをするようにしました。ここなら会話が少なくても白い目で見られる確率(被害妄想)が減ります。
機能回復し退院できれば患者さんは喜ぶと開き直る
会話なくても結果退院できる体の機能が取り戻せれば患者さんは喜んでくれます。なので無理に会話しなくても良いと思うようにしました。
訪問リハビリへ転職!より閉鎖的な世界へ
人の目が気にならない訪問リハビリに転職しました。訪問は基本的にご老人のお一人暮らしか日中だけ独居の人が多いため、マンツーマンでもリハビリが出来ました。
さらに訪問は会話よりも技術力が求められることが多かったので、あまり話をしない私には天職でした。
しかも給料が良くて2020年時点で月収30〜40万貰える勤務先がゴロゴロあります。
しかも20代で訪問リハビリに従事する人も結構いますので、経験年数や年齢は気にしなくても大丈夫です。
とはいえ働きながら転職活動をするのは大変なので、転職紹介会社を利用するのが吉。
『給料が30万以上』『土日休み』など希望を伝えるだけで、最適な会社をピックアップしてくれ、転職までの便宜を図ってくれます。
コミュ障でも作業療法士は続ける方法は多いという話
コミュ障OTは患者さんと会話が続かなくて寄り添うリハビリが他の人よりかは劣るかもしれません。だけどそんな療法士はたくさんいますし、工夫次第でどうとでもなります。今回の記事を参考に行動してみてください。
